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バラの根元・株元に穴!ネズミの仕業!?対処方法と結果

真ん中手前辺り
ユキコ

バラの根元あたりの土に、明らかに大きな穴が掘られているんだけど、知ってた?埋めても埋めても、毎日掘られてるんだよね。

全然知らないよ。腐葉土を入れたから、ネズミが食べに来たんじゃない?穴を見てみたら、奥の方の黄土色の土をほって食べてるみたいな感じだよ。

つるバラ「アンジェラ」の株元に、大きな穴が空いていて、埋める→空く(掘られる)を2日連続で繰り返し、これはおかしいぞ、と思って調べたところ、原因をつきとめ、対処することができました。

この記事はこんな方にオススメ

  • バラの根元に穴が空いていた!
  • ネズミの被害からバラを守りたい
  • ネズミの被害からバラを守る方法を探している

では早速、ご紹介したいと思います。

どんな穴?穴の様子

直径5cm くらいの穴が数箇所

その穴はぱっと見て、何者かに掘られたことがわかる大きさです。なにかのはずみで空いた穴ではありません。

直径は5cmくらい、そして深いです。奥に入っていっている感じです。

すずめの砂浴びのような、表面的なものではありません。

根元にあいた大きな穴
木枠の手前の真ん中あたりに空いた、大きな穴

そして、埋めてもまた空く、を繰り返すというところがポイントです。

バラの根元の穴の犯人

根を食べる「ネズミ」

旦那さんの現場検証で、何か土の中のものを食べている犯人がいるのかも、という疑いはありましたが、インターネットで調べた結果、「バラの根をねずみが食べている」のだと突き止めました。

参考にしたのは、園芸相談センター の過去の相談ログです。

我が家のように、根だけでなく、根元の枝をかじられている事例や、コンパニオンプランツも食べられている事例などが紹介されていて、恐ろしくなりました。

思えば、ここ2年くらい、アンジェラの生育や花の具合があまり良くなかったような。。

根が食べられているなんて、悲しすぎます。

庭全体に、ネズミの巣穴が広がっている心配もあるけれど、とにかく、アンジェラの根元を食べられないよう対策をしました。

対策

殺虫剤を置く対策も出ていますが、私は殺虫剤を使いたくはないので、使わないでできる方法を考えました。

1. 鷹の爪(唐辛子)を置く

ネズミが嫌うものとして、「鷹の爪(唐辛子)」がありました。そこで、まず、今すぐにできる対策として、キッチンにあるホールの鷹の爪を土に埋めました。

庭に空いたネズミの穴に鷹の爪を置いてみる
空いていた穴のところに2箇所、ホールの鷹の爪(唐辛子)を置き、土で埋めておきました。

この対策を施した翌朝、なんと、見事に掘り返された鷹の爪は、土の上にぽーい、と放られていました。

なんとも腹立たしく、ここで私は本気になり、下記の対策をしました!

2. 根元をマルチングする

穴を開けられている場所を、硬いもので覆うことにしました。

最初は、もし、土の中に巣穴があった場合、ネズミが地上に出られなくなったら嫌だな、と思っていましたが、もう、そんなモードではなく、駆除モードに入りました。(必要なら、どこからか出てくるだろう、とも思いました)

根本に隙間なくマルチング剤を置いた

庭に転がっていた大きな石や、余っていたマルチング剤を、根の周りに置きました。あと、出どころ不明な球根&葉も移植してみました。

3月下旬、新芽もたくさん出てきている時で、とにかくバラを応援しなきゃ!と思いました。

ちなみに、うちで使っているマルチング材は下記です。松でできている天然素材。家の中の観葉植物のマルチング材としても使っています。

おしゃれです。

このマルチング材は、普通の木に見えるのですが、棘があります。バラ用のグローブを着用して取り扱ってください。

3. 天然ハーブエキスを振りかける

もし、鷹の爪同様、マルチング材をぽーい、とどけられて穴を掘られたらどうしよう、と思い、マルチング剤の表面に、ねずみの嫌う、ハーブのエキスをふりかけることにしました。

では、具体的にネズミは何のハーブが嫌いなのでしょうか。

ずばりそれは、「ラベンダー」「ハッカ」「ミント」です!他にもニーム、ユーカリ、シナモンなど様々なハーブを嫌います。

出典:FCC ネズミが嫌いなニオイ

そこで、登場したのが、「レニーム」。人畜無害で、園芸分野では「有機農業の切り札」と評価されている、ニームを配合したエキスをです。

うちは猫を飼っているので、猫に安全な防虫剤として、もともと使用していたものです。ネズミが嫌いな匂いだとは、知りませんでした。

もし、これがなければ、お土産でもらったユーカリオイルを水でうすめて、スプレーしようと考えていました。

あとは、シナモンは食用として常備しているので、それでも駄目なら、シナモンの登場でした。

でも、ここまでの対策で、穴掘りはぴたっと収まりました

今後

コンパニオンプランツを植える

グラウンドカバーとして、また、恒久的なネズミ対策として、ネズミよけとなる、コンパニオンプランツの種を購入しました。

すべて日陰でも育てやすいものです。

その中に、レモンバームがありました。

ユキコ

レモンバームって、ネズミが嫌うらしいんだけど、前、うちの庭に異常繁殖してたよね?どうしたんだっけ。

2−3年前、全部カットしたよ。

・・何年間かは、レモンバームが、ネズミ被害から守ってくれていたことがわかりました。

蒔時がちょうど今の季節(春)なので、グランドカバーとしても、育ててみたいと思っています。

本当は、一番効果があると書かれていた、彼岸花の球根が欲しかったのですが、オフシーズンで手に入らず!スイセンもシーズンオフでした。

今後も長い付き合いになると思うので、きっちり対策していきたいです。