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[賃貸OK]木を使っておしゃれな板壁をDIY!作り方・塗り方

友人のN美

お部屋の壁をおしゃれに飾りたいけど、うちは賃貸だから、我慢してるよ。

ユキコ

賃貸でもOKな、板壁の作り方があるよ。

うちでは、マンションの壁の多くを、DIYで板壁にしています。

棚をつくったり、絵を飾ったり、自由自在にディスプレイできるし、オイルやペンキの塗り方でおしゃれな部屋を演出できるので、ぜひおすすめしたいです!

このページでは、板壁づくりの方法について、お伝えします。

まず、どんな壁を作るか?イメージする

壁づくりの前に、まずは計画をたてる必要があります。

どんな壁を作る?

自分が作りたい壁をイメージすることから始めます。ここでは代表的な壁を3つご紹介します。

▼横板:細い横板を何枚も貼ることで、横縞の壁になります。好きな色のオイルやペンキが塗れます。

横板の白い板壁

▼壁紙:大きなベニア板で壁を作り、好きな壁紙を貼ります。

壁紙を貼った壁

▼有孔ボード(パンチングボード):穴があいた板で壁を作ります。好きな色のオイルやペンキが塗れます。

有孔ボードの壁

有孔ボードは専用のフックを穴に差し込むことで、物をぶら下げることができます。

専用フックはこんな感じです

作りたい壁のイメージが定まったら、さっそく、壁の大きさをはかります。

壁をつくる準備

1.つくりたい壁の大きさをはかる

壁づくりの材料を買うために、作りたい壁・間仕切りの「幅」と「高さ」をはかります。

壁一面に作る場合、マンションであれば、天井までではなくても、くぼみのある部分まで作る、という考え方もあります。

うちはくぼみが多い、築約20年のマンションなので、いつもそうしています。

ディアウォールを使って木を突っ張る
こんな感じで、くぼみある部分まで壁を作る場合はその高さをはかります

2.材料の購入

測量がおわったら、さっそく、材料の購入です。

お近くにホームセンターがあればそこで入手が可能だと思います。私は都内で大きなホームセンターも車もないので、いつも通販で購入しています。

買い物リスト

  • ツーバイフォー材(2✕4材):壁の柱として使う、長い木材です。断面が 2インチ(38mm)✕4インチ(89mm) の規格になっています。長さはお店によって取り扱いが異なります。
  • ディアウォール・ラブリコアジャスター:ツーバイフォー材を壁の上側と下側で固定する器具です。
  • 板壁用の板こちらで紹介した、作りたい壁の材料です。横板やベニア、有孔ボード、その他、ツーバイフォー材に付けられるものです。
  • ペンキや壁紙、オイル等:壁をおしゃれにデコレーションするための材料です。

②のディアウォール、ラブリコアジャスターは下記のようなものです。

上記商品ページには、壁の作り方や、デコレーションのアイデアなども紹介されているので、ぜひチェックしてみてください。

その前に、どれだけ必要か?を計算する

しかし、購入の前に、これらの材料がどれだけいるか?の計算が必要になります。

ここは頭を使います。

幅5メートル×高さ3メートルの壁を板壁にするために、購入した例を参考に解説します。

土台部分

  • ツーバイフォー材(2×4材) :12本

ツーバイフォー材 は、作りたい壁の高さに応じて、カットしてもらいます。

その際、ディアウオール・ラブリコアジャスターの分を考慮する必要があります

  • 必要な長さ:壁の高さーディアウォール(45mm)もしくはラブリコアジャスター(95mm)

ツーバイフォー材は、長さが、3660mm(=12ft)のタイプや、2440mm(=8ft)のタイプがありますので、作りたい壁の高さに合うものを選び、カットしてもらいます。

この柱の長さを間違えてしまうと、すべてが台無しになってしまいます!!注意深く計測して、2人以上でチェックするなど、念には念を入れて、万全を期してください。

▼材木の購入は、楽天市場の『オカモク楽天市場店』さんと決めています。

購入する時に備考欄に希望する長さを記入すれば、そのとおりにカットしていただけます。とても丁寧なお仕事です。

  • ディアウオール(もしくは、ラブリコアジャスター):12個

ツーバイフォー材を上下で突っ張るために、同じ数の、ディアウォール もしくは ラブリコアジャスターを購入します。

上記、ツーバイフォーを扱っている『オカモク楽天市場店』さんでも取り扱いがありますので、私は一緒に買うようにしています。

板壁部分

  • 足場板:6箱(120枚) ※ただし、これはかなり余りました

雰囲気のあるお部屋にしたくて、憧れの足場板を購入しました!

足場板とは、まさに、工事現場の足場で使われていた、古材です。

厚さは5mm。カッターで切るのは難しいけれど、のこぎりで簡単にカットできて、とても軽いから、小さなネジで留められます。

ちょっとお値段はお高めだけれど、この雰囲気は代え難いと思いました。

▼足場板は、『WOODPRO』さんで購入。お気に入りのショップで、いろいろな木製グッズを購入させていただいています。

  • オスモカラー ノーマルクリア

足場板の表面に塗って、綺麗にするために、ナチュラルタイプのオイルを購入しました。我が家では無垢の家具のお手入れをするのによく使っているものです。

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  • ブロンズ色のビス:100個 ※ギリギリだった!

足場板をツーバイフォーに取り付ける、2cm程度のとっても小さなビスを購入。

くすんだブロンズ色だから、オイルを塗った足場板となじみがよくて、ほとんど目立たない仕上がりにできました。

その他必要な道具

  • 紙やすり:足場板を滑らかにするため
  • ウエス(ボロ布):オスモカラーを塗ったり、塗ったあとで磨いたり
  • のこぎり:足場板のカット用
  • 電動ドライバー:足場板をツーバイフォーにビスで固定する時に使用

    その他、DIYグッズ

ご参考までに、私が10年以上使用している、グッズは下記です。とても優秀です。

【シルキー】ゴムボーイ 細目 210mm ・・・日曜大工にオススメ
ユーエム工業(Silky)

壁をつくる!

板壁づくりの手順

■ 1. 足場板にオスモカラー(オイル)を塗り乾燥させる

まず、足場板に軽く紙やすりをかけて、ウエスでオスモカラーを塗ります。

屋外の風通しのよい場所で、1週間以上、乾燥させます。
ここでしっかり乾かして、匂いをとっておかないと、壁を作った時に、部屋中にオイルのきつい匂いが充満します。

私は、マンションの専用庭エリアで、何回かに分けて、オイルを塗る→乾かすを行いました。

オスモカラーはそれほど匂いがきつくないオイルですが、大量の木材に塗ると、匂いが気になりました。窓を開けない冬の季節だったので、なんとかセーフだと思いましたが、狭いベランダや窓を開ける季節には、気をつける必要があります。

■ 2. ディアウオールでツーバイフォーを突っ張る

こんな感じで、壁にある窪みにツーバイフォーを突っ張りました。

少し段差になっている、向かって左側の壁と右側の壁は、奥行きも少し違っていて、左のほうが奥行きが深くなっています。でも、板壁はまっ平に仕上げたかったので、柱は一直線になるように並べました。

ディアウォール、ラブリコアジャスターの公式サイトで、正式な壁の作り方が紹介されていますので、ご参考ください。

【若井産業】ディアウォールで基本の壁をつくる

【ラブリコ公式】LABRICO 2×4アジャスターの取り付け方(YouTube)

■ 3. ツーバイフォーに足場板を固定する

電動ドライバーを使い、足場板をビスで固定していきました。

1番下の列は、電源コードを隠したりするので、ビスで固定しないで、下から2番目の板の下に差し込む方式にしました。

よって、ビス留めは、下から2番目の列の向かって左から右に順番に並べていきました。

左から右へ、足場板をツーバイフォーにビスで止めながら並べていく

順に並べていくと、列の一番右で、足場板の長さ調整が必要になります。

余分な長さの分をのこぎりでカットして、きっちり並べていきます。足場壁の厚さは5mm なので、ちゃんとしたのこぎりを使えば、カットはそこまで大変ではありません。

その余分な分を、次の列(1つ上の列)の一番左のパーツにして並べていくことで、足場板のつなぎ目が上下で揃わないように、並べることができます。

まあ、DIYなので細かいことは気にしないで楽しみましょう♪

■ 4. 完成

ツーバイフォーの一番上まで足場板をとりつけ、その上の、ツーバイフォーで柱を作らなかった上部には、両面テープでぺたりと壁に貼り付けました。

壁の凸凹部分の段差がちょっと気になるけれど、DIYだし、まあまあ納得しています。

旦那さんと2人作業で、3連休で仕上げることができました。

完成した壁のインテリアアレンジ

猫のステップやフォトフレーム

棚受けを使って板をとりつけて、猫のためのステップを作ったり、額縁やフォトフレームを配置したり。何でも気にせず壁につけられます。

有孔ボードの壁

壁掛けテレビも可能!

テレビを壁掛けにしたい場合は、壁を作る前に、壁掛けの金具の幅に合わせて、ツーバイフォーの柱を2本、近づけて立てておきます。

その上に、板壁をはり、ツーバイフォーの柱がある部分に、取り付け金具をつけます。

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テレビをとりつけるには、しっかりとツーバイフォーの柱が立っている必要があります。特に大きなテレビを付けたいときなどは、十分、お気をつけください。

ちなみにこの壁は、『オカモク楽天市場店』さんで購入した、有孔ボードでつくり、ペンキで塗りました。

楽天市場の『壁紙屋本舗さんの、この水性ペンキのシリーズは、大人気で、私も何度も購入して、家具や建具などを塗っています。

サンプルを取り寄せられるので、じっくり比較検討できます。

上の写真の色はボタニカルカラーの『YAMAZAKURA(山桜)』。大人っぽい落ち着いた色で、とっても気に入っています。

また、このペンキは全く臭わないので、お部屋の中で壁を作ってから塗りました。

まとめ
  • DIYで、コンクリート壁でも、賃貸の壁でも、板壁にできる
  • 足場板は、少し高価だけれど、雰囲気のあるお部屋を作ることができる
  • 足場板にオイルを塗る場合は、しっかり乾燥させることが重要!