お庭を作る上で、憧れの庭って大切だと思います。
こんなお庭があったらいいな、が、ガーデンワークの励みになります。
私達が憧れている庭をご紹介します。
憧れの庭
私達のあこがれる2つの庭は、とても広くて、いずれも、日陰の庭ではないけれど、心を動かされる、感動するお庭です。
そしていずれも、絵本作家さんが持ち主でした。
ターシャの庭(Tasha Todur’s Garden)
世界中のファンを魅了する、アメリカのカリスマガーデナー、ターシャ・テューダー。
私達は、ターシャの庭に大の憧れを抱いています。
気候は違うし、ターシャのような腕もセンスもないし、テスのように、何でも作ってくれる大工さんもいないけれど、植物への接し方や庭造りへの深い思いなどに強く感動するし、見ているだけで幸せな気持ちになります。
写真集も素敵だけれど、ガーデナーとしては、映像が見逃せません。私はNHKで見てから、大好きになり、何度も見返しています。
今現在、ターシャの森は、孫夫婦に引き継がれていて、ひ孫のエリーとケイティが犬や鶏と一緒に、大自然の中で育っています。
『ターシャの森から』という番組名でNHK eテレでも放映されていることがあるので、要チェックです。
国内にもあった!ターシャの庭
岐阜県可児市の公園『花フェスタ(現在名称:ぎふワールド・ローズガーデン)』に、2005年、伊藤左紀子さんはじめ有志の方々によるターシャの庭がリアルに再現され、運営されていました。
直接ターシャのバーモントの家を訪れ、生前のターシャと交流され、ターシャ本人に了解をいただいてできた、本物のターシャの庭なのです。
私の実家に近いため、帰省時には必ず足を運んでいましたが、毎日行きたい、いつまでもそこにいたい、という魅力的な場所でした。
また、夏には近辺の街が最高気温を記録するような、灼熱の土地で、その土地にあった植物で、ターシャの庭がつくられていることに感動しました。
▼2019年11月に行ったときの写真です
しかし大変残念なことに、コロナ禍の2020年10月にクローズとなりました。最後に見納めに行くことができなかったことが、とても残念です。
もっとたくさん写真をとっておけば、実家の庭造りの役に立ったのに、、と後悔しています。
ビアトリクス・ポターの家(Hill Top)
ピーターラビットシリーズの著者として有名な、ビアトリクス・ポター。
ポターが晩年、イギリスの湖水地方で暮らしたお家のお庭もとても素敵です。
私は、このポターという人の生き方、自然を守る姿勢が大好きです。
▼素敵すぎる映画、ミス・ポター。美しい自然にうっとり。レネー・ゼルウィガーも最高。
大好きが余って、一人旅にも出かけました。湖水地方に二泊して、地元のツアーに参加し、ポターの家を2度も訪問して、とにかく満喫しました。
また、お庭だけでなく、ポターが絵本の印税で購入したこのエリア全体が、ナショナルトラストによって管理されている、とても美しい場所です。
ぜひ、旅行の行き先としておすすめしたいです。
▼私の湖水地方への旅の記録はこちら
以上、憧れのお庭のご紹介でした。
ご参考いただければと思います。
お庭だけでなくて、その世界観、また素敵なオーナーの魅力に虜です❤