半日陰のマンションの庭で、鉢植えのバラを育てています。この記事では、私たち初心者が、『ファビラス』の苗を購入して育てる、成長記録をご紹介します。
この記事はこんな方にオススメ
- 初めてバラを育てる
- 半日陰の庭で、日陰に強いバラを育てたい
- 鉢植えで木立性のバラを育てたい
- 白い花を咲かせるバラを育てたい
では早速、ご紹介します。
ファビュラス!(Fabulous!)とは
どんなバラ?
絶えることなく咲き続け、耐病性、耐寒性に優れます。修景バラとしても使用できます。花名は「素晴らしい!」の意味です。大苗植え付け1年目は細い枝が多くでますが、翌年から勢いがついて太いシュートがどんどん出てきます。実も楽しめます。
京成バラ園 ファビュラス!
とにかく素晴らしい!、というバラです。大まかなスペックは下記です。
項目 | どうなる? |
---|---|
樹高 | 0.9〜1.8m |
樹形 | 直立性 |
花径 | 8〜9cm |
花色 | 白色 |
選んだ理由
東京の西向きマンションの庭で、初心者ガーデナーが育てるバラとして、下記が決め手になりました。
- 日陰に強い
- 寒さに強い
- 暑さに強い
- 初心者向き
- 育てやすい
なんとしてでも花をつけたいものです!
お花咲くといいなー
植付け
10号の素焼きの鉢に、鉢底石を敷き、バラの専用土を入れて植え付けました。
鉢は素焼き
うちの庭は半日陰であまり風通しがよくなく、ジメッとしています。
また、西向きなので、夏の日差しは強く、暑さがこもります。
そんな環境なので、通気性がよく、熱がこもり辛い素焼きの鉢に植えました。
素焼きの鉢は可愛らしくて、テンションも上がります。また、大きく育ってほしくて、10号サイズを選びました。
土・肥料
バラの専用土は、京成バラ園のものを選びました。
また、元肥として、固形肥料を2つかみほど入れました。
ちなみに植えてから気がついたらしいのですが、専用土に肥料は含まれていたようです。
いつ植えた?
時期は、少し出遅れてしまい、2020年3月上旬。15℃を超える日が続く、温かい日でした。
水はね防止にマルチングをしてあります。バラの病気は、土や水があたることが原因になることが多いからだそうです。
うちの場合は日当たりが悪いから、マルチングはしないほうがよかったかな〜?根腐れしても嫌だし。ちょっと、様子をみよう。
私たちが購入したのは、前年の秋頃、プロが接ぎ木をして、その後一年間、畑で育てた『大苗』。翌年の秋から、冬、早春にかけて出回ります。
でも、ビギナーにおすすめなのは、『開花株』。花をつけた状態で、春と秋に出回るものです。
私たちも今後は、『開花株』で花を増やしたいと思っています。
成長記録
植え付けから成長
植付2週間後(3月中旬)
もともとの枝から、少し、新芽が出てきました。
鉢に白い粒粒が見えますが、これは、植えた時に土に混ぜた肥料です。植付け後、肥料はまだあげていません。
3月下旬
一気に葉を増やして、枝も伸びて、順調に育っています。まだ肥料はあげていません。
4月中旬
とっても暖かく25℃を超える日もあった4月。
3−4本のシュートがぐんぐんと伸びて、30cmほどの高さまで成長しました。
蕾の出現(5月上旬)
ゴールデンウィークに入った頃、つぼみを付けているのを見つけました!
一緒に育てた赤いバラの方にもついていたので、少し期待していたのですが、一年目から花がつくと思っていなかったので、とっても嬉しい♪
大きなつぼみの下に、ちいさなつぼみもあって、『房咲き』であることがわかりました!とっても楽しみです。
虫との戦い
この頃から、虫との戦いが始まりました。特にこの、ファビュラスは、つぼみが沢山できたので、そのつぼみとつぼみの間に、アブラムシがぎっしり付いているのです。。
朝晩チェックをして、見つけたら、手で払いました。雨上がり、1−2時間でついているので、どこからか飛んでくるのでしょう。
虫退治については、別の記事にまとめたいと思います。
開花(5月中旬)
蕾ができてから一週間ほどしてから、ひとつめの花が咲き、その後、房の花が次々と開花しました!
頭が少し重そうだったので、細い添え木で支えました。
ぽつぽつと花は咲き続け、秋まで花をつけてくれました。
日陰ガーデナーに、とってもおすすめです。
花が咲いたら
あまり咲かせると木のパワーがなくなってしまう、ということもあり、蕾が残る状態で切り花にしました。
ファビラスは房咲きなので、お花が咲いたら、房の下でカットしました。
蕾も、花瓶の中で花を咲かせてくれました。
また、咲いたお花をドライフラワーにすると、中輪のお花がさらに小さくなり、とっても小さくなります。いくつかまとめて、かすみ草のような形でも楽しめると思います。
冬越し(1月)
1メートルくらいまで伸びて、秋までしっかりお花を付けたあと、3分の2くらいまで枝を切り戻して冬越ししています。
メンテナンス
肥料
鉢植えなので、まめに液肥をあげる予定です。
今はまだ植えたばかりなので、頻度の方針は未定ですが、購入済です。
虫の駆除・退治
つぼみはアブラムシに、葉はハバチの幼虫によく食べられました。
朝晩チェックして、見つけたら指で払いました。
虫退治については、こちらの記事にまとめています。
以上、ファビュラスの成長記録でした。
株を育てて、来年以降も花を咲かせてくれるよう、大切にしたいと思います。
▼同時に、真っ赤なバラも育て始めました。
日陰に強いバラを、鉢植えで育ててみるよ。真っ白な花、咲くといいな。