我が家の地植えのつるバラ、アンジェラが、虫どころかネズミにやられてしまい、いろいろと対策を練りました。
また、なるべく薬品には頼りたくなくて、植物を植えることにしました。
植えたのは球根系の植物2種
バラの根本に、球根系の植物を二種類仕込みました。
バラの先生として有名な小山内先生が、「コガネムシの幼虫対策に、スイセンやヒガンバナが有効」とおっしゃっていた、と聞いたからです。
▼小山内先生の本を教科書にしています
1つ目はヤブカンゾウ(ヘメロカリス)
1つめは、ヤブカンゾウもしくはヘメロカリスという植物です。
これは、実家の庭にあったので、球根を拾ってきて植えました。適当に土に埋めておいたのですが、翌年の6月、にょきにょきと茎が伸び、1m位の高さで、オレンジのお花を付けました。
2つ目はリコリス
リコリスは、球根を購入して植えました。植える時期は、6月〜8月です。
翌年、葉がにょきにょきと伸びてきたと思ったら、きれいなお花をつけました。残暑の中でも、朝晩少し涼しくなる、9月のお彼岸の頃です。
半日陰のジメッとした庭ですが、50cmくらいに大きく育ってお花もたくさんつけてくれました。
実家の南向きの日当たりのよいお庭より、生育がよく、お花も大きくて、咲くのが早かったので、半日陰で水分がある土地に向いているのだと思います。
効果は?
特に新芽を中心に、バラに付く虫はやっぱりついてしまいます。
新芽はだいたい、1.5m位の高さから伸びるので、地面から距離があるからかもしれません。
でも、ネズミにやられることはなくなりました。コガネムシにもやられていません。(コガネムシはもともといませんが)
ネズミにやられていた頃、このアンジェラも元気をなくしていたのですが、すっかり元気を取り戻し、大きく枝を伸ばし、たくさん花をつけています。
このアンジェラがたくさん咲いたのが5月、ヤブカンゾウが咲いたのが6月、リコリスが9月と少しずつ時期がずれているのも、楽しめてよいです。
なるべく無農薬にしたいけれど
なるべく無農薬で育てたいと思うのですが、まだまだ難しそうです。
葉やお花が食べられてしまうので、いまのところ、この薬を月に一回ペースで散布しています。
バラの虫よけに植えたリコリスがきれいに咲いたよ!