ここしばらく、しっくりくる手帳が見つからず、しばらく手帳難民でした。
バレットジャーナルのことを知ってはいたのですが、あまりに凝った、きれいなノートのサンプルばかりを見ていたので、自分には到底できないと思っていました。
でも先日、あらためて公式本を読んでみると、バレットジャーナルはそもそも、とってもシンプルで、自分で仕組みを決める自由なものであることを知ったのです。
ミニマリストにもぴったり!
そこで、早速ノートを購入し、始めてみました。
この記事では、バレットジャーナルを始めたいけど、面倒くさそう!とか、大変そう!と思っている方に参考になればと思います。
おすすめのノートとペン
たった2つのツールで始められるミニマリスト向き!
バレットジャーナルは、1冊のノート、1冊のペンさえあれば、作ることができます。
ミニマリスト向きですよね!!
あとは、真っ直ぐな線が引けること。
私は、いつでも携帯したいと思ったし、そもそも、物をたくさん持つのが好きではないので、最小限と思える、ノートとペンを準備しました。
ノート
ノートは、公式本でおすすめされている、LEICHTTURM1917(ロイヒトトゥルム1917)を選びました。
ポイント
- 罫線が入っているので、定規がなくてもまっすぐに線がひける
- あらかじめ、インデックス(目次)のためのページがあり、全ページにページ数がふられている
- 紙が上質、フラットに開くので書きやすい
- 私の手に合う、A6サイズ(公式サイトで使われている、一般的なサイズは少し大きめのA5)
私は、小さいサイズが好きなので、A6サイズ(横9cm×縦15cm)にしたのですが、こだわりがない方は、公式サイトの使い方に合う、A5サイズ(縦14.5cm×縦21cm)をおすすめします。
また、色は、その時のフィーリングで、エメラルドグリーンを選びました。とってもきれいな色です。
▼方眼ノート
また、私は方眼タイプを選びましたが、方眼の線が目立たないほうがよいという方には、ドット方眼のタイプもあります。
▼ドット方眼ノート
ペン
ペンは、フリクションボール一択です。
スリムタイプを愛用しています。
ポイント
- 修正液がなくても消せる(重要)
- 0.38mmのペン先で、細かい文字が書ける
- 裏写りしない
修正液がなくても消せる、はとても重要です。なぜなら、すごく書き間違えるからです。
修正液だらけのノートはテンション下がりますよね。
私は、シャーペンで書くのが好きなのですが、消しゴムを持ち歩く必要があるのと、ノートに罫線が入っていると、書いた文字が見づらくなるため(老眼が始まっています)、ペンにすることにしました。
フリクションボールはすぐにインクがなくなるので、インクもたっぷりストックしています。
まずは、黒さえあれば、OKです。
テンプレート
バレットジャーナルを始めることを決意したあと、公式本をKindleで購入しました
そこで学んだ、バレットジャーナルの基本的なテンプレートは、下記5つのみです。
すべて自分で手書きで手作りするのです。もちろん無料ですよ。
- インデックス(index):目次
- フューチャーログ(Future Log):未来の予定
- マンスリーログ(Monthly Log):当月の記録
- デイリーログ(Daily Log):毎日の記録
- コレクション(Collection):特集ページやまとめページ
それぞれ、基本的なテンプレートと、私の作り方をご紹介します。
▼公式サイトにもわかりやすく紹介されています。
インデックス(index):目次
バレットジャーナルは、ノートの新しいページにどんどん書き加えていくため、どこに何が書いてあるかを後で確認できるよう、目次を作成します。
このとき、すべてのページの目次を作成するのではなく、後で見返したり、確認する必要がある情報だけを加えます。
私の場合、結局、目次にするのは、コレクションページ のみにシンプル化しました。あとのページは、前から見ていけば、時系列で追えるし、あまり見返さないからです。
フューチャーログ(Future Log):未来の予定
今後、予定されているイベントや予定を書き込んでおくのが、フューチャーログです。
当初は、バレットジャーナル考案者であるライダー氏のテンプレートを使用していましたが、私にとっては、休日がとっても大切なため、それを把握するために、カレンダーを追加しました。
一見、大変に見えますが、一度書くだけなので、ぼちぼち書き足していけば、それほど大変ではありません。
そして、休日には、赤で下線を引きました。
私は、仕事のスケジュールは会社で使っている、Outlookでデジタル管理をして完結しているので、プライベートに持ち込むことはありません。
この手書きの手帳に書くのは、プライベートの情報のみです。
仕事のメモも、このバレットジャーナルで管理するようになりました。このあと紹介する、コレクションページを使っています。
マンスリーログ(Monthly Log):当月の記録
マンスリーログは、見開きの左側のページに、日付と曜日を記入しカレンダーをつくります。
カレンダーには、イベントや予定を書いたり、また、備忘録として記録をつけたりします。
また、右側のページには、フューチャーログや、前月のマンスリーログ、デイリーログから、選んで移行してきた、やることを書きます。
▼基本テンプレートはとってもシンプル!
私の場合、基本に沿ったテンプレートを使っていますが、小さなA6サイズのノートを使っているので、1ヶ月の日付を左側のページに書ききれず、右側にもはみ出しています。
また、カレンダーの最右列には、ハビットトラッカー(毎日の習慣チェック)のコーナーを設けています。
「E」はエクササイズの略で、ラジオ体操、ヨガ、散歩など、体を動かした記録をつけています。
デイリーログ(Daily Log):毎日の記録
デイリーログは、毎日のタスク、イベント、また、メモなどを残すページです。
基本的には、日付を入れて、箇条書きで書き足していきます。
私の場合、1週間分の予定も入れたかったので、見開きに一週間分の枠を作って、予定と、簡単な日記がかけるスペースを作りました。
これは、公式本で、あるユーザー使い方の例として紹介されていた、「ウィークリーログとデイリーログをミックスしたレイアウト」を参考にしたものです。
気に入って使えています。
コレクション(Collection):まとめページ
コレクションページは、簡単に言うと、まとめページです。
上記ログのページに書ききれないことを、別のページを設けて、まとめてアウトプットします。
私の場合、下記のような用途で使用していますが、基本的には自由です。
- 自分の考えや思ったこと、やっていることをログに書き出していく中で、ある程度それらをまとめる塊(トピック)があらわれて、今後の活動の方向性になる
- 逆に、本当に実現したいことの、目的ややるべきことを整理して、タスクに落とし込む
- ただ単に、旅行の計画や、ほしいものリストを作成する(頭の中を見える化してすっきりする)
- 仕事のテーマごとにメモをまとめる
上手のように、頭の中の思考(Thought)が整理されて、形になっていくイメージです。
書き方
バレットジャーナルでは、箇条書きの前につける記号、バレット(bullet)をつかって、短い文章で、早く記録(ラピッドロギング Rapid Loggingといいます)します。
バレットの種類は、下記です。
・:まだ終わっていないタスク
✕:すでに終了したタスク
>:コレクションに加えるタスク(コレクションは後で作るので、後矢印)
<:後日の予定にするタスク(フュチャーログは前にあるので、前矢印)
・:取り消したタスク
-:覚えておきたいメモ
私もこの基本通り使っていますが、終了したタスクのバレットである「✕」が好きではないので、「✓」に変えています。
オリジナルのバレットを追加している方もいますが、私はなるべくシンプルにしたいので、最低限にしています。
使い方
私が重要だと考えている、使い方のポイントをご紹介します。
重要なのは「目的と内容」ノート作りではない!
この手帳は、目的を達成するものであって、内容が重要です。
ただし、見た目いまいちだったり、レイアウトが使いづらいと、内容も充実したものになりません。
そこで、負担にならない程度に、そこそこにカスタマイズしながら、使うのがよいと思います。
▼内容+イラストで、こんな素敵なノートが作れたらいいけど〜!
時間を使うに値しない予定は消去
「忙しい」状態は、まったくいい状態ではありません。多くの場合、充実していないからです。
このノートを使って、頭の中を整理して、「忙しい」状態から、「目的に向かって前進している」状態にしたいと考えています。
私はやりたいことが多すぎて、分散しがちなので、毎月、棚卸ししながら、時間を使うに値しないものを見極めて、消去しながら進みたいと思っています。
公式本でヒントを得る!
400ページもある、ボリュームのある内容ですが、まず、使う前に一読されることをおすすめします。
自分には必要ないかな?、という内容もありますが、とにかくたくさんの、人生を変えた事例が紹介されていますので、今後のヒントになることは間違いないと思います。
誰もが活用できる、こんな使い方も!という目からウロコがあると思います。
また、公式サイトから、メールマガジンへ登録するだけでも、リファレンスガイドがもらえるので、オススメです。
便利で可愛いツールを追加購入!
バレットジャーナルを作り始めて、便利なツールを購入しました。
ペンホルダー
しばらくはペンをゴムに挟んでぶらぶらさせていたのだけれど、なんか気になる!ということで探していたら、ロイヒトトゥルムの公式のペンボルダーがありました。
色も形もぴったり!ゴムで伸縮するようにできていますが、フリクションボールの本体を差すにはきつい。でも、ペンをポケットに差すクリップの部分を差せば、ぴったり固定されます。
本体を差すより、クリップを差しておいたほうが、ぱっと外しやすくて便利だと思います。
クリップ式定規
薄くてじゃまにならない、サイズも手帳にピッタリ、そして抜群に可愛い定規を見つけました!
しばらくは手帳の罫線に沿って線を引いていましたが、まっすぐぴしっと引く定規がほしいと思って、手帳からはみ出さないサイズのものを探していたのです。
それが、とんでもなくかわいい定規と出会いました♥
10cmの真っ直ぐな線が書けます。フリクションボールのペン先も問題なく入ります。
私の大好きな猫のイラストが、絵心なしで上手に書けます!ちょっと疲れたな、なんて時に、伸びている猫をなぞれば、リラックスできちゃいます♪
これはほんとにおすすめです。ネコ柄以外もありますよ。
人生を変えるノートになるか?
私のノートの活用方法と実績は、また、別途、実績を積み重ねて紹介できればと思っています。
手帳難民を経て、バレットジャーナルを始めました!とってもシンプルでおすすめです。