当時のユキコ
- Google AdSenseに何度も申請しているのに、いつも不合格。。
- ”複製されたコンテンツ”って何だろう?複製しているわけはないし。
- 一体、合格できる日は来るのだろうか・・・?
そんな、かつての私と同じ悩みを抱えるあなたに、ご参考になれば、という記事です。
2019年の2〜4月にかけて、WordPress(ワードプレス)でブログを開設して、Google AdSense に合格するために、挑戦を続けてきました。しかしながら、合格できない日々が続きました。
20回以上の ”価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)” での不合格を経て、一転、たったの7記事で一発合格した方法をご紹介します。
この行動を決意するのには勇気が必要でしたが、案ずるより産むが易し、やってみたらとっても簡単でした。
悩んでいるより、トライすることをおすすめします。
ラッコLIFEさんに、この記事を参考にしていただきました!合格までの道のりをとってもわかりやすく解説されているので、ぜひチェックしてください。
・ラッコLIFEさん 英語×ノマド
【Googleアドセンス 2020年2月合格】審査に18回落ち続けた私が合格のためにやったこと
不合格の理由と期間
サイトのつくりと不合格期間
下記サーバーとテーマを使用し、過去、はてなブログで書いていた約80個の記事を、そのまま移行し、少し手を加えて申請をしていました。
- サーバー:高速でワードプレスの運用に便利な エックスサーバーのX10
- テーマ:WordPressテーマ「ストーク(Stork)」
記事を減らしたり、増やしたり、ああでもないこうでもないとやりながら、2019年2〜4月の約三ヶ月、間試行錯誤しましたが、一向に合格する気配はありませんでした。
ちなみに、20回以上申請しましたが、いつも、すぐにメールがありました・・不合格であると。
流石に、コンテンツの内容でなく、機械的に判断できる根本的な何かが違ってるんだな、と思い始めました。
不合格の理由:”価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)”
複製されたコンテンツ、の要因として考えられること
複製していないのに複製されたコンテンツ? 私も最初はそう思っていました。
”複製されたコンテンツ” は文字通りの内容だけでなく、様々な要因で起こるようです。詳しくは、不合格のメールに記載してあるリンク先からたどって情報を得ることはできますが、大量かつ曖昧で、なかなか理解しづらいです。
私の場合、下記の 合わせ技 で不合格を招いていたと思います。
内容の薄い、文字数が少ないページが大量にあった
はてなブログで書いていた記事は、500文字程度で、日記+αといった内容。80記事近くの中には、似たような内容も多く、誰かの参考になったり、価値になる度合いも低くて、まさに、価値のないページだと思わざるを得ませんでした。
そんな記事を移行し、Googleにインデックスされていました。
- 1. 記事の内容を濃くし、誰かの参考になる内容にする
- 2. 文字数は2500文字以上にする。(1.をやれば自ずとそうなる)
- 3. 1.2. の結果、記事数を10記事程度に絞る
・・・上記対策で、ある程度の内容のページができました。が、ダメでした。
記事を絞ったことは、後々役に立ちました!
新しいサイトを作ったとき、これらの厳選した記事を掲載することで合格できたので、この作業は無駄ではありませんでした。
画像が大量にインデックスされていた
これはワードプレス初心者ならではの、失敗あるあるかも!!
SEO 対策として有名なプラグイン「All in One SEO Pack」。これを知識がないままに設定していたことで、画像だけの、内容が全くないページが大量にインデックスされていました。
Google 検索で「site://自分のブログURL」で確認をしたところ、記事の数の何倍もの、画像だけのページがヒットしました。
心当たりがある方は、Googleで「All in One SEO Pack 画像 インデックス」 で検索してみてください。詳しい方々から、最新の情報と対策を得ることができます。
- 「All in One SEO Pack」で画像をインデックスしない設定にする
- 「All in One SEO Pack」のサイトマップをGoogle Search Console に送信している場合、画像のみのページのURLが含まれ続けていないことを確認する
- Google Search Console の”URL 削除”から、画像ページや不要ページの削除申請を行う
・・・上記対策で、Google 検索で得られる「site://自分のブログURL」の結果は、ページ数とイコールにはなりました。・・・がダメでした。
落ちたのに、連続で何回も申請した
落ち続けていた三ヶ月の間、少し直しては申請→落ちた、少し直しては申請→落ちた、、を繰り返し、20回以上の不合格回数になっていました。
ネット上には、連続申請はよくない、という意見が挙がっているのは知っていましたが、結果を知りたくて、つい何度も申請していたのです。
また、申請するとほぼ翌日、不合格通知が帰ってきていましたが、これも、内容を審査するまでもなく、明らかにNGなサイトの場合の特徴とのこと。
やっぱり。。それで、もう当時のブログの状態で申請するのを諦めました。
ちなみに、合格時は、1週間後に通知がありました。
唯一の解決策:新ドメインでの作り直し
きっかけとなったのは、ヘルプ コミュニティ
これまでは、ネットの情報を頼りに、検索して色々試していたのですが、決め手になったのは、Google アドセンス のヘルプ コミュニティ で迷える我々の質問に回答をされている、あるエキスパートの言葉でした。
ある、私と同じような状況を抱えていた相談者からの質問に対し、
20回以上不合格なら、私ならドメインを変えて、サイトを作り直します。
Google AdSense ヘルプ コミュニティ
というコメントがありました。
初めてこのコメントを見たとき、とてもショックで、初めは受け入れられませんでした。だって、お気に入りのドメインだし、手をかけて色々とカスタマイズしたし・・。
さらに、コミュニティを閲覧している中で
連続して不合格が続くと、合格しないパターンに陥ることがある。不合格から2週間以上空けて申請したほうがいいというのは、この理由から。
Google AdSense ヘルプ コミュニティ
というコメントも見つけ、私もこの合格しないパターンにハマってしまっていた、ことを理解しました。
検討の結果、もうこれ以上先がないと思い、新たなドメインを取り直して、新しいブログを立ち上げてみることにました。
よく、はてなブログでGoogle アドセンスに合格しないという方のブログを見ます。
はてなブログは仲間が温かいし、居心地はいいけれど、Googleアドセンスに合格したければ、離れたほうがよいと思います。はてなブログ×Google アドセンスでうまくいかないことに、かける時間がもったいないです。(また、その後の拡張性も高いです)
どう作り直したか?
ドメインは?
旧ブログのドメインは 「beanpress.jp」 でした。
beanpress(豆通信) という名前が気に入っていて、変えたくなかったので、悩んだ挙句「beanpress.net」に変更しました。
あまりに似ているURLのペナルティーとかあったら嫌だな・・、と思いましたが、問題ありませんでした。
ドメインは、エックスサーバーの エックスドメイン で取得しています。
サーバーは?テーマは?
サーバーとテーマは、旧ブログと同じ下記です。
- サーバー:高速でワードプレスの運用に便利な エックスサーバーのX10
- テーマ:WordPressテーマ「ストーク」
エックスサーバーのX10 は、複数のサイトを持つことができる仕様。契約した当初は、1つのブログしか持たないし、必要ないのでは??と思っていたのですが、早速、とても助かりました。
ワードプレスのインストールやドメインの設定、メールアドレスの発行等、管理画面がとても分かり易くて、おすすめのサーバーです。
作り直すことには、決心が必要でしたが、結果的に、私にとってはこれが一番近道で、唯一の方法だったと思います。
また、OPENCAGEの、WordPressテーマ「ストーク」 は使いやすくて、デザイン性もすごく気に入っているので、もちろん継続利用しました。
旧ブログでは、ウィジットやスタイルシートを触ったりして、色々とカスタマイズしていましたが、これを機会に、ストーク本来のレイアウトを生かし、シンプル化することに決めました。
デザイン性の高いストークにしてよかった!!と思いました。
デザインの軽量化は、この後述べる、表示スピードに関係すると思ったからです。
また、記事を書くことに集中し、サイトデザインをあまりいじらないことをマイポリシーとしました。
デザイン・サイト作成の留意点
特に、モバイル環境での表示スピードに留意し、軽いサイトを目指しました。表示スピードは、Google PageSpeed Insight で測定できます。
ワードプレスを使って、テーマも入れているので、少々重くなるのは仕方がありません。50-89 の黄色判定に収めることができるよう、チェックしながらサイト制作を進めました。
その際、気をつけた点は下記です。
プラグインの厳選化
プラグインの読み込みがサイトの表示スピードにも影響すると考え、下記8種類のプラグインに絞りました。
- Broken Link Checker : リンク切れのアラートを出してくれます
- Classic Editor : ワードプレスのクラシックエディターを使うことができます
- Contact Form 7 : お問い合わせフォームを作ります
- EWWW Image Optimizer : 画像のファイルサイズを縮小してくれます
- Jetpack by WordPress.com : サイトのアクセス状況を簡単に確認できます。またハッカー対策や、パフォーマンスの改善機能もあります
- Table of Contents Plus : ページ内に自動的に目次を生成してくれます
- WP Super Cache : サイトをキャッシングすることで高速化してくれます
- Yoast SEO : SEOに強いサイトを作ります。前述していますが、旧ブログで「All in One SEO Pack」の設定で大ヤケドをしたので、今回はこちらにして、必要最低限だけを手で設定しました
画像の小サイズ化
プラグインでもパフォーマンスUPの対策をしましたが、実際の画像のサイズにももちろん注意しました。
画像の編集には、Fotor のオンライン版 及び デスクトップ版を使用しています。
- アイキャッチ画像の作成サイズ:横幅 800 × 494 pixel (黄金比 Golden Ratio)
- 記事内の画像の作成サイズ:横幅 640 × 395 pixel(黄金比 Golden Ratio)
- 画質設定:”一般画質”の ”jpeg”
- 1記事内の画像は5個程度におさめる
- 記事内の画像のうち、目立たせたい画像はフルサイズだが、基本、それ以外は中サイズ(300 × 185 pixel)で配置
コンテンツのオリジナリティ&充実化
文章を書くのは得意ではありませんが、価値のあるコンテンツ、にするために下記に留意しました。
- 自分の経験をもとに、語れる内容に絞って書く(自分の中の小さな熱狂体験!)
- テーマは自分に身近な、衣食住と旅
- 文字数は2,500以上
- 同じような悩みや疑問を抱えている人・友達や知り合いに、情報を提供するつもりで書く(もしくは過去の自分に教えてあげる気持ちで)
- タイトルh1、大見出しh2、小見出しh3レベルで全体の文章構成をしてから、ブログを書き始める
参考にしたのは、超有名なこちらの本です。ネタ選びには、熱意が重要なんだな、ということを理解しました。
アカウントは?
ネット上には、Googleアドセンスに申請したアカウント自体を、新しく変えた方がよいという情報もありました。しかし、特に、アカウントがブラックリストに載っている訳ではないと思ったので、そのままにして、変えませんでした。
旧ブログは一旦休止状態に
旧ブログには、ワードプレスの「WP Maintenance Mode(WP メンテナンスモード)」というプラグインをインストールし、状態を ”有効化” つまり、メンテナンス状態にしました。
そうすることで、休止中となり、Google にもインデックスされなくなります。
申請時・合格時の状況
新しく生まれ変わったブログで申請
留意点に考慮してリライトした記事を、新しいドメインのブログにアップし申請しました。申請後も、2日に1つのペースで記事を増やしました。
申請から一週間後、まだ返事が届かなかったので、記事をさらに追加しようと、ワードプレスと格闘している時、サイトのプレビュー画面に大きなバナー広告が張り付いているのを見つけました。もしかして・・と思ってメールを確認すると、合格通知が届いていました!!
申請日と合格日
申請日:2019年5月27日(月) → 合格日:2019年6月3日(月)
※合格メールは1週間後に届きました。不合格メールは、ほぼ翌日に届いていたので、メールが届かないことは嬉しかったです。
申請時の記事(4記事)
文字数2,000〜5,000。カテゴリーはバラバラです。
合格時の記事(7記事)
合格時は、上記4記事に下記3記事を加えた、7記事でした。
その他
- プライバシーポリシー、Profile、お問い合わせ ページあり
- 外部リンク(一般サイト)あり、アフィリエイトリンクなし
- フリー画像あり( Unsplash、pixabay )、オリジナル画像あり(自分が撮影した画像が多数)
ちなみに、記事のリライトはすでに旧ブログで行なっていたため、合格時にアップしていた記事は、不合格のブログにアップされていたものばかりです。
よって、これまでの不合格の原因は記事の内容ではなかったことが、検証されました。
まとめ
- Google アドセンス に ”複製されたコンテンツ” で連続して不合格の場合は、サイト自体の作り直しが近道
- 自分が熱く語れる体験(熱狂体験)を、友達や家族など、誰かに紹介するイメージで、2,500文字以上の記事まとめれば、記事数が少なくても一発合格できる