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コロナがあけたら50歳になっていた

先月、会社の人事からセミナーの案内が届いた。

「50歳で考える今後のキャリア クリエイティブライフセミナー」

50歳の社員に参加されることが義務づけられているものだ。いよいよ来たか!と思った。

私は今となってはキヤリア思考もあまりなく、55歳で早期定年退職をすることを希望している。なぜ55歳か?というと、お祝い金的なものがもらえるからだ。

もちろん、家族にもそう伝えてきており、自己流だが、お金もためてきている。

そんな私にこんなセミナーって意味あるの?と思ったので、早めに参加して済ませることにした。

そして、自宅から参加できる、オンライン開催を選択した。

セミナー当日、オンラインだから余裕だわ♪内職だってできるかもなーんて期待は裏切られ、個人ワークとグループワークで、みっちりまる一日。

自分の過去を振り返ったり、仕事の集大成をまとめたり、残りの会社人生の目標を考えたり、リタイア後をイメージしたり・・グループになったメンバーと意見交換をしながら、いろいろな角度から自分に向き合った。

そして、セミナーの最後に「私への誓約書」として、将来なりたい姿、明日から取り組みたいことを皆の前で宣言する、という流れた。

慣れない作業でエネルギーを使い果たし、終わったあとは、心底ぐったりした。

参加者は30名ほど。私は中途入社なので、知り合いは少ないのだが、知った顔も2-3あった。

あれ同じ歳だったの?と思ってたら、その人も、知り合いがいてほくそ笑んでいましたとコメントされていて・・。(笑)

なんだかほっとした。大人の守秘義務の中で行われるので、恥ずかしさなどはない。


一日のセミナーの最後、将来なりたい姿の発表は、どんなものが出てくるんだろうと、少し楽しみだった。

「今の仕事の延長線上にある資格を取得して、自分のペースで稼いでいきたい」

「趣味の革細工にうちこみ、収入源にしたい」

「サッカー場の隣に住み、サッカー教室の指導者になる」

「まわりを巻き込むような活動が好きなので、そういう活動で、お金を稼げるものを探す」

等々、まさに10人10色。

お金を稼がなくては、という制約のあり、なしはあっても、自由に自分の好きなことをやっていきたい、という宣言が多く、とても晴れ晴れした気分になった。

第二の人生はとても明るく素晴らしい。

中には、

「将来のことなんてまだ何も考えられない。残りの10年で考える。」

という人もいて、まだまだ仕事に青春してるなー!すごいなーと思ったりもした。

また、

「同じ1974年生まれが集まっているというだけで感動している(泣)」

という参加者もいた。

思えば、1974年、オイルショックの年に生まれ、ベビーブーマーで受験が大変。就職前にバブルがはじけ就職難。就職後には、証券会社が破綻したり、銀行が合併したり・・そんな中で会社生活を過ごしてきたんだなー・・とぼんやり。

みんな頑張ってきたね、これからも頑張ろう。でも楽しんでいこうね!と心のなかでエールを贈った。


そして私が宣言した「私への誓約書」は

★将来のなりたい姿

田舎の実家に帰り、ガーデニングをしたり、猫を飼ったりしながら、小さく暮らす

★明日からやること

情報収集をして、具体的なプランを立てる、お金の計算をする、そのための時間をつくる

同じ歳の仲間たちの夢を通じて、刺激をもらった。55歳退職に向けて、解像度をぐっとあげるきっかけになった。

そしてこのブログで、具体的な計画を立てていきたいと思ったら、すこしワクワクした。