ゆきこの宿敵のコバエの季節か。おらも、昨日、お風呂で見たわ。
今年こそは、根こそぎ駆除してやるーー!!!
ここ何年か、暖かい季節になると、お風呂に発生する小さなハエ(コバエ)に悩まされてきました。
飛んでいるコバエに、お風呂の洗剤をかけたり、幼虫が住んでいるエプロンを開けて、熱湯をかけたり、ハイターをかけたり、カビキラーをかけたり。また、ケルヒャーで圧をかけたり・・・いろいろ試してきましたが、1週間もしないうちに、また飛んでる・・・。
なかなかこれだ!という駆除方法に出会えずにいました。
ところが今年、ある方法を試したところ、1ヶ月ほど、姿をみない日が続いています。
引き続き、経過観察をしながら、その方法をお伝えしたいと思います。
コバエの正体は?
その名も「チョウバエ」
うちはお風呂に発生しますが、台所やトイレなど、水回り全般に飛んでいることもあるそう。
名前は「チョウバエ」と言います。
チョウバエってどんな虫?
浴室・洗面所などの水回りに発生するコバエ。石鹸カスや皮脂等の油汚れが大好き。発生場所
KINCHO ウルトラがいちゅう大百科 チョウバエ
汚れ・ヌメリが溜まりやすいジメッとした場所(トイレ、洗面所、厨房、風呂など)
詳しく知りたい方は、KINCHOさんのサイトからお勉強ください。。
私はちょっと苦手です。。
すごい繁殖力
恐る恐る、KINCHOさんのサイト を読むと、2日で200〜300個の卵を生み、そこから成虫になるまで2週間。その1週間後には、200〜300個の卵・・とすごいサイクルで繁殖していくとのこと。
1匹みたら、200〜300匹いると思え!ということですね。。
大量発生待ったなしの状況!もう脱帽です。
どこから?原因は?
お風呂に大好きな環境がある
チョウバエは、
- 石鹸カスや皮脂などの有機物や、汚れ・ヌメリが溜まりやすい場所が好き
- じめじめしたところが好き
と、お風呂に大好きなものが揃っているようなのです。
うちは、マンションの1階にあり、お風呂に窓もないので、換気扇を回しっぱなしにしても、どうしても湿気がこもります。
どこからか飛んできて住み着く
チャンの生息期間は、4月〜12月とのこと。
どこから来るか?について、一匹目は外から来ます。
どこからか飛んできて、風呂場のどこか、例えば浴槽の下などの、大好きな場所に住み着きます。洗面所の場合もあるでしょう。
お風呂や洗面など、家の中で毎日のように見るようになったら、また、窓のないお風呂で、飛んでいるチョウバエを、駆除しても駆除しても現れるという場合は、もう、そこに住み着いて長いでしょう。
そこで卵から生まれて、幼虫になって・・と、育っている可能性が高いです。
ですので、どこから来るか?について、一匹目は外からですが、何匹目か以降は、自宅のお風呂の中や、排水溝の中で、生まれて育って、出てきます。
そして、翌年、また外から飛んできて卵を生みます。(涙)
どこにいる?
排水溝や浴槽の底にも
チョウバエが大好きなジメッとした場所は、お風呂だと、排水溝など、拭いても水気が取れない場所。
また、エプロンが外せるお風呂の場合、エプロンの中の浴槽の下あたりに生息している可能性が高いです。
うちの場合も、このエプロンの中に生息しています。
水気を完璧になくすことは難しい場所です。
▼エプロンの外し方はこちらのYoutubeが参考になります。(きれいな映像を選んでいます。)
Youtubeには、閲覧注意に近い、汚れたお風呂のエプロンを外す動画もありますので、知りたい方は調べてみてください。
エプロンを外して掃除をしたことがない方は、閲覧注意の可能性大です。(涙)
駆除する!!おすすめ専用殺虫剤
何を駆除するか?
成虫はもちろん、幼虫・卵も・・
飛んでいるチョウバエはもちろん、すごい繁殖力を誇っていますから、幼虫・卵も駆除しないと意味がありません。
見た目はそれぞれこんな感じです。
- 成虫:体長2〜4ミリくらいの小さいハエ。色はグレー。ブーンと音はしないが、止まったり飛んだりしている。
- 幼虫:体長5ミリくらいのとっても細長い幼虫。色は黒。よく見るとウネウネ動いているが、パット見、ただの黒い線。ホコリにも見える。人によっては見えない。(老眼気味の夫は見えないと言っている)
- 卵:見たことはありません。認識できていないだけかもしれません。
どうやって駆除するか?
チョウバエ専用の殺虫剤を使う
そこで、登場するのが、チョウバエ専用の殺虫剤です。ネットで購入することができます。
- 成虫には
飛んでいるチョウバエには、『チョウバエコナーズ』がベストです。一発で仕留めることができます。
名前からして、チョウバエ専用です。でも、『チョウバエ』の名前をしらないと、この素晴らしい製品にたどり着くことができません。
どろっと粘着性のある泡が出て、お風呂中に殺虫剤を撒き散らすことなく、駆除できます。
ストックもしておきたい名品です。
- 幼虫・卵には
もちろん、『チョウバエコナーズ』でも駆除できますが、エプロンの中の床などは、液体のスプレーより粉のほうが、薬剤が定着して、効き目があると思います。
そこで、下記も常備しています。
その名も『チョウバエバスター』。業務用ですが、私たち一般向けにも市販されていて、大変助かります!!
こちらは、エプロンを外して、幼虫らしきものがいる場所をめがけて、さらさらとふりかけます。
また、うちのお風呂は、浴槽と壁の間に少し隙間があるので、そこにも、上からさらさらとふりかけています。
この殺虫剤もなくなりがちなので、ストックをしています。
でも、これでもまだ足りません。
見えないところ、手の届かないところまで、根こそぎやる必要があります。
見えないところも!
手の届かないところがある
排水溝やお風呂のエプロンを外した手前側は、手が届くので、殺虫剤でやっつけることができますが、奥の方や、浴槽の底に産み付けられた卵や幼虫を駆除することはできません。
そこで、今年やってみて、効果があったのが、この方法です。
マメにやれる方法ではないのですが、ぜひ一度、休日などに試していただきたいです。
『オキシクリーン』を使った『オキシ漬け』
『オキシクリーン』というマルチなクリーナーをご存知でしょうか?
衣類の汚れやシミを分解して、キレイにしてくれる洗剤なのですが、これを使います。
この『オキシクリーン』を水で溶かした『オキシ水』で、浴槽の下をひたす、『オキシ漬け』というお風呂の掃除方法があります。
▼こちらのYoutubeでオキシ漬けが紹介されています。この動画では、エプロンは外されていませんが、エプロンを外して、これをやります。
エプロンを外し、排水溝の蓋をして水をためると、浴槽全体がプールに入ったような状態になります。
つまり、浴槽の底が、すべて水に埋まった状態になるのです。
そこに、『オキシクリーン』を投入。『オキシ水』で『オキシ漬け』をして、しばらく待つと・・浴槽の下にたまっていた、汚れとともに、浴槽の底や奥の方についていた、幼虫が浮かんでくるのです。。(思い出しても、オエー!!です)
数時間じっと我慢して放置して、排水溝から『オキシ水』を流します。
使うオキシクリーンの量は?
オキシクリーンのパッケージには、適正な使用量が書かれています。
ですが、私の場合、1度のオキシクリーンで、1本(500g)を使い切りました。何しろ、やっつけたかったから、最高に濃い『オキシ水』を作りました。
最後のひと押し!
この方法である程度の幼虫・卵は駆除できるでしょう。
でも、まだ油断はできません。
『オキシ水』を流した後、シャワーで浴槽の底あたりをめがけて水をかけると、流れきらなかった幼虫が流れてきます。
そこで、排水溝の方にいざないながら、『チョウバエコナーズ』でシュシュ、とやります。
また、エプロンを戻す前に、手の届く範囲で『チョウバエバスター』をふりかけておきます。
そして、エプロンをもどして、完了です。
まさに、死闘です。
プロに頼みたい!
ちょっとこれは自分ではできない・・という方は、プロに相談してみてください。
いずれも、エプロンの中、浴槽の底までピカピカにしてくれます。
ハイターやカビキラーで駆除できる?
身の回りにあるものでは駆除できない!専用の殺虫剤がマスト
お風呂の洗剤、熱湯、キッチンハイター(漂白剤)、カビキラー、殺虫剤、、、、身の回りにあるものをいろいろ試しましたが、そんな簡単に駆除できるものではないです。
いずれも、一発で効かないので、何度もスプレーする必要があります。
しかも、『チョウバエコナーズ』とは違って、さらさらとした液体なので、お風呂が薬品まみれになるし、我々の体もやられてしまいます。特に、目に入ったら大変です。
幼虫も駆除できないと思います。試しに、かけてみてください・・まだ動いていませんか?(T_T)
排水溝にかけるのも、効き目は弱いと思います。なぜなら、いつも使っているのに、コバエ(チョウバエ)は発生してますよね?
一発で仕留める・退治するのであれば、チョウバエ専用の殺虫剤・薬品を使用されることを強くおすすめします。
駆除後の対策はどうするか?
エプロンの中も、こまめに掃除をする
エプロンを外した中の、水分をとるのは難しいですが、チョウバエが好きな、石鹸カスや皮脂などの有機物が残っていないよう、キレイにしておく必要があります。
エプロンを外して、水で流す、お風呂の洗剤で洗う、は、ほぼ毎日行うと、対策になると思います。
そして幼虫を見つけたら『チョウバエコナーズ』『チョウバエバスター』で早めに駆除です。
駆除後、浴槽の下への入り口があったら塞ぐ
チョウバエはどこからか飛んできて、居心地の良い場所に住み着きます。
うちの場合、掃除をしやすいように外していた、エプロンの一部の部品をかっちりはめて、チョウバエが入ってくる経路を塞ぎました。
ここから入ってきていたかはわからないけれど、入り口があったら塞ぐ、も対策になると思います。
うちのその後の経過
追伸(6月従順)
『オキシ漬け』をしたのが、5月中旬。約1ヶ月たちますが、まだ、一匹も見ていません。
引き続き様子をみながら、経過をレポートしていきたいと思います。
強敵チョウバエと、日々戦われている方には、強い味方『チョウバエコナーズ』『チョウバエバスター』『オキシクリーン』を手に入れて、試されることをおすすめします。
追伸(7月中旬)
約2ヶ月後。また、にっくきチョウバエが、風呂場を飛んでいる姿を見たので、エプロンを開けてみました。
(それまで、まったく開けていませんでした。)
すると、浴槽の手前の方に幼虫らしきものを数匹発見!『チョウバエコナーズ』で駆除しました。
それから一週間たちますが、それ以降、飛んでいるチョウバエを見ることはありません。
追伸(翌年以降)
寒い季節は姿を見せなくなりますが、暖かくなると、やっぱり出現します。
うちで生息することが決まっているかのように。。
そこで、思い切ってエプロンを外した状態で生活することにしました。
そうすると、エプロンの中の、湿度の高いジメジメした状態が改善されますし、もし、卵を植え付けられてもすぐに発見して、退治することができます。
この状態+これまで通り『チョウバエコナーズ』『チョウバエバスター』での駆除、で落ち着きました。
やはりチョウバエは、いったんいなくなっても、また暖かくなると外から飛んできて、浴槽の下などジメジメした場所に卵を植え付けて、幼虫を育てて、繁殖していくのだとわかりました。
仕方ないので、継続的に立ち向かっていきましょう!
コバエ(チョウバエ)退治 お買い物リスト
このブログで紹介している、コバエ(チョウバエ)のお買い物リストを最後に書いておきます。
これらはチョウバエ退治の三種の神器といえるでしょう。うちも何度もリピートしています。
お買い物リスト
- 【KINCHO(金鳥)】チョウバエコナーズ (チョウバエ殺虫剤/泡スプレー)
・・・飛んでいるチョウバエ、幼虫を見つけたら、シュッとひと吹き! - 【KINCHO(金鳥)】業務用チョウバエバスター (チョウバエ殺虫剤/粉末)
・・ 卵や幼虫、排水溝にふりかけて、成虫にしない! - オキシクリーン (酸素系漂白剤/粉末)
・・浴槽の下をオキシクリーンのプールで浸して、根こそぎ退治!
またコバエの季節が来たよ・・。お風呂で2匹、見つけてしまった。。嫌になる〜!!