愛猫まるをなくしたことは、昨日のブログにも書いた。
いま、長い夏季休暇で、とくに予定もなく、パリ五輪も終わってしまい、という状況なこともあり、まるを想う時間や寂しい時間がやっぱり多くなるよね。
夫のスマホに表示された ゆきことまる
昨晩、夫のスマホの画面に、ゆきことまる、という写真が表示されたと見せてくれた。
これは多分、写真を保存しているGoogleフォトの機能で、何年か前の同時期の写真を、思い出としてピックアップしてくれて、スマホの画面に表示してくれるものだ。
少し若い私は一体いつ着てたかな?というネイビーのTシャツを着て、キッチンでまるを抱いていた。まるも少し若くて、ちょっと迷惑そうにぷぃっと違う方向を向いていた。
まる、やめてって顔してるね、と私は言った。
2-3日前から、夫に言われたこともあり、私がまるー、まるーかわいいね、などと、まるへの愛を声に出さなくなっていたので、そういう反応を夫は想像していたのかも。
ちょっとそっけない、違う反応だな、と夫が感じたように、私は感じた。
でもその時私が率直に感じたのは、それだった。がまんしていたわけでもないけど、素直にそれだけを思った。今から思えば、あぁこんな頃もあったんだ、という発見に近いような感覚だった。
まるを抱きしめたい
でも今朝、その写真が残像として頭に残り、とても、悲しく寂しい気持ちに襲われた。
まるを抱きしめたい
これまでは、まるの最期、火葬などの手配、会社の人や病院の先生などへの挨拶、まるへの感謝、などで気持ちをおおい尽くして、悲しみから逃れようとしていたのかも。
13日が経過し、まると過ごした日常の写真を見て、そういう感情になった。こんな幸せが、あったんだ。
まるを抱きしめられたら、なんと幸せだろう。それが叶うことはないけれど。
まだ、ちょっと、まると過ごした頃の私自信の写真を目の当たりにするのは早かったのかも。
まるの写真は待ち受けにしてるし、飾ってもいるけど、それはプロマイドみたいなものであり、リアルなものはツライのかな。
まるへの懺悔
今朝は肺の調子が悪い気がして、暇なこともあり、暑い中、近くのかかりつけ医に出かけた。
肺の音は問題ないです、換気とかエアコンに気をつけて。薬を1週間分出しておきます。
過去に肺を悪くしたこともあり、親も肺の病気をしたこともあるから、レントゲンを撮ってほしかったけど、なんとなく言いそびれた。
まるも肺を悪くした。まるの肺を悪くしてしまった。
我が家の環境がよくなかったんだろう、ある時、床がこんなに埃っぽいんだと驚きクイックルワイパーをかけた日もあった。
そこをまるは歩いていたんだよね。それに加えて、ルンバが届いているかな、というようなベッドの奥の暗がりなどが好きだったよね。ちゃんと隅々までキレイにできない飼い主でごめん。
また、まるが好きだった庭も、石でできた地面の部分が、庭の土埃や砂でざらざらしていた。それはいくら掃除をしてもそうなった。
そこでまるは、太陽の温もりをや香りを体に染み込ませるように、身体を地面にこすりつけてたよね。とても、満足げだった。
まるの好きだった、日当たりのよい窓際も、窓のサンの部分は、砂っぽく埃っぽかった。そこの掃除は、もっとまめにやるべきだった。できてなくてごめんね。
また、夫はキッチンの換気扇の下で電子タバコを吸っている。
まるを触る前に手を洗ってね、伝えて、洗っていたが、あれだけ身体を舐めている猫に、空気中の有害物質が、影響したのかも。
また、マンションの換気口についている黒いススを見ると、東京の空気はキレイじゃないよね、とか。。
懺悔は尽きない。
本当にごめんなさいね。老衰で見送ることができればよかったけれど、苦しい思いをさせてしまった。
まるの肺がんがわかり、それはとても珍しいことで、環境要因が大きいと知った時は、本当にショックだった。
夫は仕方ない、と言った。
私もそう思った。何かを責めたところで、もう、まるの身体は元には戻らない。
同じ環境でも、大丈夫な猫ちゃんもいるのかもしれない。
でも、今の環境で猫ちゃんを迎えようとは思えないかな。
とにかくまるとの出会いに感謝して、一緒に過ごせた楽しく幸せな日を感謝する。幼い頃から動物が少し苦手だった私に、猫だけでなく、動物の素晴らしさを教えくれた。
私が悲しむとまるはいつも、心配して寄り添ってくれた。
ごめんね、まる。
いま、まるをそばに感じるよ。