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実家の断捨離・片付け!ビフォーアフター[期間・買取・費用]

私の実家は田舎にあります。一時期は6人で住んでいた家に、いまは母だけの一人暮らし。

私が実家を後にしたのは約20年前だけれど、その間の大半は、母だけでなく、結婚して出て行った妹や、老人ホームに住んでいる祖母も住んでいました。

約3年前、ふと気がつくと、荷物にあふれかえり使えていない部屋が3部屋ありました。家から出て行った妹たちの物、亡くなった父の物、祖母の大量の荷物や家具・・

田舎の大きな家なので、部屋はたくさんあります。生活スペースに困ることはありません。

ユキコ

いくら部屋が余っているからって、まるまる3部屋もつぶれているなんて、いいわけがない。床に汚れが溜まっているかもしれないし、床が朽ち始めているかもしれないし。

そこで、意を決し、長女である私がリーダーになって、主体的に片付けることにしました。

母の家は、東京の私の家から、新幹線と在来線を乗り継ぎ、約3時間の距離です。

ゴールデンウィークや夏休みなど、長期休暇を中心に、数年がかりでやったこと。その流れと、それによって得た効果をご紹介します。

まずは断捨離

とにかく捨てる捨てるを3年

母は60代。まだまだ若いけれど、大きな家の荷物を一人で処分するのには限界があります。

そこで、帰省のたびに大掃除大会をしました。三連休、ゴールデンウィーク、夏休み・・一日中、ヘトヘトになるまでやりました。

幸い母も、
「物なんて何もいらない!」
「ホテルのようなワンルームで過ごしたい!」
という考えの持ち主なのですごく協力的でした。大半が、母が集めた物ではなかったので、断捨離においてもめることはありませんでした。

でも、捨てたいと思っても、とにかく量があるし、不燃物や粗大ゴミも多く、いろいろな処分も含めて、トータル3年近くかかりました。

処分が簡単な小物から

ひとつの部屋ずつ、まずは、本や服などの小物の中から、どうしても残しておきたいものだけをピックアップすることから始めました。

古いものでは、妹たちの学生時代の本や服。習い事のグッズ。父が残した本。

これらは、ブックオフの宅配買取 を利用して、家まで取りに来てもらい、処分しました。家族のお食事代くらいにはなりました。

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さらに、最近加わったと思われる、甥や姪のチャイルドシートやおもちゃ、ベビー服。きっと誰かにお下がりできる、ということなんだろうけれど、袋を開けてみないと、何が入っているかわからない・・そんなものが山積みに。

また、なぜかとてつもなく大きな空のダンボールや容器などもゴロゴロ。まるで部屋全体が、その大きさのゴミ箱のようになっていました。

ゴミは袋に入れたり紐でしばったり、分別して、母に頼んでゴミの日に出してもらいました。

持ち主に責任をとってもらう

靴や服・教材など、妹たちが置いていったものは、送り返したり、期限付きで保管して処分しました。途中からは、置いていった奴は犯人扱いし、時には家族ラインに投稿し、吊るし上げました。

実家への不法投棄の罪です!!

そのうち、気軽に物を置いていける雰囲気ではなくなり、当事者間での交換が始まりました。私の鬼の取り締まりも、終了することができました。

道の先に太陽
千里の道も一歩から。Step by Step で断捨離が進み、その先に希望の光が見えてきた。

買取依頼

売れるものってどんなもの?

1年以上かけて、小物の断捨離を終えた頃、近所の買取業者に頼んで、値段がつくものを買い取ってもらいました。

古い時計や絵、温度計など、不思議なものが買い取られていきました。昭和小物としてどこかでニーズがあるのかな?

また、古銭と今のお金がぐちゃぐちゃに混ざった袋もでてきて、業者さんと一緒に約1時間、ただただお金の仕分けをしました。

そして、古銭は引き取ってもらい、今のお金は私のお小遣いになりました。

失敗した?後悔したもの:着物の処分

戦前からの古い古い、ブリキ製の大きな収納箱の中に、大量の着物が保管されていました。まだ、しつけ糸がついたままのものも・・。

それらも、上記、近所のなんでも買取業者さんに、ひきとってもらいました。

今、少しの後悔としては、着物を引き取る専用業者に頼めば、もう少しいい値段で売れたかもしれない、ということ。

でもその時、時間的な余裕と体力的なパワーが、その時の私にはもうありませんでした。業者さんが査定している間に出し始めたのだけれど、次から次へと、出るわ出るわの大量の着物たち。100枚以上あったのでは・・・?

その時、これは別で売ります、と判断できればよかったかも。

でも、限られた帰省中に処分したいという気持ちが強く、そういう思いつきはできなかったな。。とにかく、疲れ果てました。。

成功したもの:グランドピアノ

グランドピアノが応接間を占領していて、どうする?と前から話してはいたのだけれど、とうとう処分することにしました。母は少し、名残惜しそうだったけれど、誰も弾かないし、引き取ることもできないので、あきらめがついた様子でした。

タケモトピアノ♪ のCMのおかげで、ピアノが売れることは分かっていました

でも、肝心のタケモトピアノのWebサイトの見積フォームが何故か動かず・・、見積もり比較サイトで比較することにしました。

ピアノ見積もり参考サイト:ピアノ一括無料査定【引越し侍】

見積もりを依頼するにあたり、ピアノの型番の情報が必要だったので、実家の母に電話し、蓋の中に書かれているのを見てもらいました。

型番に加え、住所・設置場所(搬出しやすいか?)等の簡単な入力を済ませると、見積もりメールが次々と届きました。熱心な業者さんからは、1時間もしないうちに、うちに売ってください!と営業電話まで入りました・・。

ここまで熱い業界だとは、想像もしませんでした。

結果、想像しなかったほどの高値で売れました。スッキリしたのと同時に、長年、弾き手を失っていたピアノがどこかで活躍できるのかと思うと、とても嬉しく、清々しい気持ちになりました。

素敵な音色が、世界のどこかに住む誰かを幸せにしてくれるでしょう。

また、ピアノを処分したことは、次のステップ、リフォームにつながる大きな現金収入にもなりました。

最後に大物処分

タンスなどの大物は廃棄業者に

古いタンスやブリキの大きな収納箱などの大物は、住んでいる市の廃棄業者に来てもらい、ひきとってもらいました。

180cmくらいの高さのタンスが、5つほど。ブリキの大きな収納箱が30個くらい。使わなくなった物干し竿などの庭周りの大きな不用品。。

運び出してもらえるので、とても助かります。というか、自分たちで動かすことはできないので、お願いするしかないのですが。。

その他、大昔から死蔵していたと思われる湯飲みや花瓶などの陶器・引き出物等が、キッチンの物置から大量に出てきたので、合わせて廃棄をお願いしました。

トータルで、15万円ほどかかりました。が、大物処分にはこの方法しかありませんでした

これで断捨離は終了しました!

この間に祖母がなくなり・・

上記の間に、老人ホームでお世話になっていた祖母が老衰で亡くなりました。主をなくした大量の荷物が、そこにある意味を失いました。

形見の品だけ残して、すべて処分することにしました。

私たちは、断捨離の最中だったので、その作業と合わせて自分たちで行いましたが、遺品の査定・買取の専門業者もあるので、利用すると効率的かと思います。
生前整理にも対応しているので、「大きな家から小さな家に引っ越す」とか「終活」などの際にも、利用できそうですね。

参考サイト : 遺品買取なら【ザ・ゴールド】

これで、荷物にあふれかえっていた3部屋+祖母の部屋が、空っぽになりました。

ゆきこのおかげてすっきりキレイになったわ、ありがとう。

ユキコ

私もすっきりして嬉しいわ。お母さんに協力してもらって助かったわ。

断捨離後・・実家の問題点

和風建築の家・・隙間風ピューピュー

実家は築25年になるのだけれど、冬は特に寒いです。

東京のマンションとは比較にならないため、寒い季節にはなるべく帰らないようにしていました。

2017年の11月の三連休に帰って掃除をしていた時、母から、風が入ってきてるから何か詰めて、と言われて、和室の床をチェックしたところ、まるで、シャーと音がしているんじゃないか?と思うくらい勢いよく、冷気が吹き込んでいることに気がつきました。

100円ショップに売っている、引き戸を閉めた時に衝撃を抑える、スポンジ状の緩衝材を詰めて、少しはマシになりました。

その和室は、ダイニング&キッチンの一角にある小上がり。掘りごたつになっているが、使わなくなり蓋をしています。

造りが少し複雑なため、床に隙間ができているのかもしれない。

和室の小上がり
ダイニングの中にある4.5畳小上がり和室。廊下に面する右側の大きな障子の戸が冬は寒い。

のちにリフォーム業者さんのお話では、築年数が経ち、木が痩せてきたことが原因で、あちらこちから隙間風が吹き込んでいるとのことでした。木造家屋の宿命です。

祖母のこだわりのデザインだったのだけれど、時間が経過し、冬はとても寒い環境で暮らすことになっていました。生前祖母も、家は寒いから、老人ホームが快適だと言っていました。

この後、リフォームへと進みます

▼リフォームの記事はこちらから

まとめ
  • 実家の断捨離は、協力的な母のおかげで、スムーズに進んだ
  • でも、大型連休だけの作業だったので、数年がかりのプロジェクトになった
  • さまざまな方法での、不用品の処分にも時間がかかった
  • その後、リフォームに進んだ